朴大統領「日本への圧力のため安重根の石碑を」習主席「お、おう」

中国ハルピンで伊藤博文を暗殺した安重根の話題を取り上げ、安重根(アン・ジュングン)の
記念石碑をハルピン駅に設置することを習主席に要請した。複数の韓国メディアが報じた。
韓国メディアは、「朴大統領訪中、安重根義士石碑設置の場合には」、
「朴大統領、安重根義士記念石碑設置の協力要請」などの見出しで伝えた。
朴大統領はこの日、習主席との昼食会で「安重根義士は、韓中両国民がともに尊敬する
歴史上の人物」だと述べ、中国・ハルピン駅で安重根義士が伊藤博文を狙撃した現場に
記念石碑を設置することについて協力を要請した。また、過去の歴史資料の閲覧に関して、
中国の政府記録保存所の記録閲覧に協力してほしいと伝えた。一方、習主席はこれらに
理解を示し、関連部署に検討するよう指示したという。
韓国メディアは、朴大統領が安重根に積極的な理由は、父の朴正煕元大統領が生前に
安重根を心から称えていたことも影響を与えているのではないかと推測した。
また、日本の安倍晋三内閣の歴史歪曲などの挑発に対して、韓国と中国が安重根記念
石碑の設置を中韓首脳が協力し、一緒に批判することによって、外交的に日本への圧力に
なるとの見方を示した。(編集担当:李信恵・山口幸治)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0629&f=national_0629_003.shtml