【米国】国防当局、ヒト型ロボットを披露[13/07/18]
登場するような強靭(きょうじん)な体力を持ったヒト型ロボットを披露した。
危険な災害現場で活躍できるロボット開発を目指してDARPAが主催する
「ロボティックスチャレンジ(DRC)」に登場する。
このロボット「アトラス」は、ロボットメーカーの米ボストン・ダイナミクス社が
DARPAの委託を受けて開発した。
身長は約190センチ、重さ約150キロ。2本の腕と28の油圧関節を持ち、
頭部にはステレオカメラ、体内にはコンピューターを搭載する。
DRCの出場ロボットは、例えば2011年に起きた
東京電力福島第一原子力発電所事故のような、人間が出動するには危険すぎる
現場での活動を想定している。
アトラスはDRCの1次選考を勝ち抜いた7チームそれぞれに支給され、
各チームがプログラミングして、12月にフロリダ州で開かれる大会に出場させる。
大会では車を運転したり、複雑な地形を歩行したり、障害物を取り除いて
ビルの中に入るなどの能力を競うほか、階段を上ったり、各種の道具を
使いこなしてバルブを締めたり、コンクリートの壁を破ったりする能力も
求められる。
アトラスの手首はモジュール式になっており、用途に応じて手先を付け替えたり、
手袋をはめたりすることも可能だ。
災害現場では通信が途切れることも予想され、
人間が逐一コントロールしなくても作業を完了できる能力も求められる。
12月の大会を勝ち抜いたチームは補助金を受け取って、2014年12月に
開かれる決勝に進出。決勝ではさらに過酷な課題が待ち受けている。
ソース・ニュース動画は
http://www.cnn.co.jp/tech/35034801.html?tag=top;topStories
http://www.cnn.co.jp/tech/35034801-2.html
画像は

■DRPA http://www.darpa.mil/
July 11, 2013 DARPA’S ATLAS ROBOT UNVEILED
http://www.darpa.mil/NewsEvents/Releases/2013/07/11.aspx
YouTubeから、Meet ATLAS!
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=zkBnFPBV3f0